
Conclusion to the Blog Post on Bots - Land and Sea - Second Life Blogs
Second Lifeのオフィシャルブログで、Linden LabがBotの扱いについて一つの答えをだしました。けっこう今後のSecond Lifeを考える上で重要な分岐点の一つになるだろうと思うのでまとめておきます。続きは下記から。
元ネタのブログエントリーは少々長いですが、要点が最後にまとめられています。
- Use of Bots to game Traffic will be considered a violation. トラフィックを得るためのBotsの使用は違反行為とみなされる。
- Bots are fine and we totally support their good use inworld, but we will deal with inappropriate use of them. Bots自体は良いものだし、良い方面での使い方は今後も支援していく。ただし、不適切な使い方に対しては対処する。
- Traffic has value as a land metric, and will remain. 「トラフィック」は(検索の際の)土地の価値を計る1指標にすぎなくなるが、今後も残る。
- Responsible use of Land Bots is acceptable for now, but overuse will result in further action. 今のところ、信用のおける使い方でLand Bots(自動で土地を買ったり管理するBots)を使う分には構わない。ただし、過剰な利用については制限する可能性がある。
訳し方については、ややぼくの個人的誇張が入っていますので、正しくは原典をあたってください。
トラフィックをブーストするためのBotの使用は違反行為とみなされます。ただし、それをすぐに排除するというのではなく、今後、Lindenが統計を精査しながらBotを使っているであろうLand Ownerに警告→アカウント停止、などの措置をケースバイケースでとっていくようです。また、ユーザー自身もアンフェアなBotの利用ケースを通報することもできます。
また、土地を自動で買い上げて値段をつりあげたりする「Land Bot」についても、すぐには排除することはないようですが、土地の販売システム自体がウェブベースのものに変わっていくそうで、このへんは今後議論していく、としていています。
今回の一つのポイントは、「Bots自体は全く問題ない」という判断をLinden Labが公式に見解として表明したことでしょう。Botは使い方次第でSecond Lifeを良くすることができるものであり、実際、すばらしい使われ方をしている例もたくさんあると。
ぼくも同じ考えです。ぼく自身はまだBotを使ったことはありませんが、時間ができればBotを使っていろいろやってみたいとは思っています。ぼくが知っているサービスの一つにFairyVerseのReceptionistsがあります。Botがガイド訳をつとめてくれるというものです。
Fairyverse Receptionist With Comments
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人はバーチャルワールドに一日中張り付いていることはできません。なら、その一部のルーチンワーク的な部分をBotに任せることがもっと推進されてよいと思います。
Botという名前に抵抗があれば、NPC(Non Player Character)とか、AIでもいいです。
冒頭のブログエントリの中で面白かったのは、
We wouldn’t remove Scripting because it can sometimes be used in bad ways, and Bots are no different in that respect. (たまに良くない使われ方がされるという理由で、スクリプトが廃止されることはない。Botもその点については同じことだ)
という部分です。「プログラムされた何か」という点でスクリプトが入ったオブジェクトとBotとの間に際はなく、どうしてBotに対してある種の違和感をもっていまうのかといえば、当たり前の話しですが、Botが人型をしているからでしょう。
ぼく自身はBotと人間プレイヤーはどこかに明確な差異は(よく見れば)分かるようにすべきだという考えですが、どちらにしても、Second Lifeに限らず、本物の人間と、Botの差異は分からなくなっていくのは、技術の進化に伴って避けられないと思います。いまにアイドルマスターのキャラや初音ミクなどがバーチャルワールド(と呼ばれるかはともかく)の中で(半分、または全部)Botで活動し始める日がそう遠くない将来にあるでしょう。
と思ったら、トップを走ってる会社のほうがよほど先を考えてるみたいで、今日こんなサービスが発表されました。
「お茶の間には有名人・芸能人を再現した「コンシェルジュMii」も登場しオススメの動画コンテンツを紹介してくれるほか、」
と書かれていますが、まさにこれもWiiコンシェルジュと呼んでるだけで、中身はBotです。こうしてBotっていう文化が、リアル世界のロボットより先に、バーチャルな方面で一般に受け入れられていくのだと思います。(そういえば、NTT DoCoMoにもコンシェルジュサービスがありますね)。
たぶん、海外では(SLでは)Botと呼んでいるだけで、そろそろBotという呼び名も別のものにしたほうがよいのかもしれません。