
The O3D API Blog: Introducing O3D
THE SECOND TIMES : Google、ブラウザ上で3Dグラフィックが見られる3Dビューア「Google O3D」を公開
Googleは20日、O3Dというウェブブラウザ上で3Dグラフィックスが利用できるアプリケーションとAPI群をリリースしました。
このO3D、ちょっと見触ってみたところ、すごそうなので詳しく見てみました。ちょい長いので続きは下記から。
Googleはこれまでも3Dに対してはいくつかの試みをしています。
(1)Google Earth
バーチャル地球儀です。リアルな地球をそのままデジタルに再現することを目的に、今もコンテンツが追加されて進化を続けています。
当初、スタンドアローンのアプリケーション版のみでしたが、最近、ブラウザのプラグインからもGoogle Earthを利用できるようになっています。
(2)SketchUp
3D制作ツールなのですが、他の3Dソフトとは操作の仕方、モデリング方法が感覚的にも大きく異なっており、独自のアプローチをとった3Dモデリングソフトであるといます。作った3Dモデルはさまざまな形式に書き出しができます。作った3DはGoogle Earthで利用することもできます。
(3)Lively
黒歴史なんでしょうか。O3Dのブログでは言及すらありませんでしたがw 昨年リリースして昨年末にクローズした、Google初のバーチャルワールドです。
試験的にリリースしたものとはいえ、他のバーチャルワールドと差別化する部分があまりになさすぎる凡庸な出来だったため、特に盛り上がることもなく、そのままサービス終了となっています。
また、GoogleはKhronos Groupという団体の支援もしているということで、ウェブの3D技術の標準化へ向けて、着々と環境が整ってきているといえます。
The Khronos Group: Open Standards, Royalty Free, Dynamic Media Technologies
関連記事:
THE SECOND TIMES : Khronos Group、3Dグラフィックのオープン標準策定イニシアチブ「Accelerated 3D on Web」発表
Khronos Groupとは (クロノスグループとは) - ニコニコ大百科
さて、O3Dのサンプル動画はこちら。
まずこちらがGoogle Officialのもの。
次にこちらがさっきぼくのほうでキャプチャーした他のサンプルです。
OSはWindowsXP,VISTA,MacOSX Leopardを動作確認しています。SafariとFirefoxで動作しました。Safari4Betaだと効かないキーがありましたが。Linuxは各自で設定が必要とのこと(詳しい動作環境はこちら )
ひとまずFirefox3であればWin,Mac共に無難に動きます。
まず動作が軽いです。技術資料を参照すると、O3Dはアプリケーション部分は全てJavaScriptで記述でき、APIを通してOpenGLまたはDirect3Dを利用して3Dを描画するようです。(このへん詳しくないのでスミマセン
このJavaScript APIを使って一からグラフィックを描画していくこともできますし、Mayaや3ds Max、Google Sketch Upなどの3DソフトからCollada形式でエクスポートしてきて使うこともできるようです。
(※そういえば、先日のBlue Marsのクリエイター向け説明会でも、Blue Marsへのデータエクスポート形式はColladaを使うと指定されていました。この形式、さきほど紹介したKhronos GroupというNPOによって策定が進められているようで、業界標準に近いのかもしれません)
ただ、実際にJavaScriptで3Dを書いていくのは非常に面倒な印象を受けました。そのへんいろいろと触りながら、実用度を測っていこうと思います。